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 (小川桃佳)  momotan

Author: (小川桃佳) momotan
空を見るの大好き!
雲を見るの大好き!
大きな宇宙に守られて、今日も小さな幸せ感じてます。(それでも時々へこんでます)
だって人間だもんっ

誕生数秘学カウンセラー、
(あなたのお誕生日から性格、流れも見せていただきます)
スピリチュアルボイスカウンセラー。

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「熟せ メロン」 新川和江

ふっと、クリックした所にこんな詩が......

「熟せ メロン」 
 
新川和江

東北本線の下り列車の中で
十歳くらいの少女に会った
少女は赤い毛糸のえり巻きをして
窓ぎわの席にちんまり腰かけていた

母親らしい和服のひとが
そのとなりにすわっていたが
心配ごとでもあるらしく
どこかうかない顔をしていた

「お母さん そのメロン
 明後日あたりが食べごろだって
 くだもの屋のおじさんが言っていたわね」
といきなり少女が言った
「え? そうそう そう言っていたわね」
お母さんは答えてから
「それまで病人 もつかしら
 もたないでしょうね
 お医者さまは 今夜あたりが峠だと
 おっしゃっているそうだから」

 ひざの上の包みに目をおとして
 あきらめたような言い方をした
 身内の誰かが
 きとくだという知らせをうけて
 母娘はかけつけるところらしい
 
「お母さん その箱をこちらにかして」
少女はメロンのはいった箱を受け取ると
両方のてのひらで いとしむような持ち方をした
そのままじっと いつまでも持ちつづけている

「なにしているの?」
「あのね お母さん―――」
少女はすこしはにかみながら答えた
「わたしの手の中で メロンを熟させるの
 このまえ お見舞いに行ったとき
 おばさん メロン食べたいっておっしゃったのよ
 東京には売っているだろうねって―――
 どうしても
 ひとさじでも食べさせてあげたいのよ
 明後日なんかじゃ間に合わないわ
 汽車が着くまでに 熟させるの」
 
熟せメロン
少女のあたたかなてのひらの中で―――
死んでゆくひとよ いましばらくお待ちなさい
私はふと
メロンのほのかな香りをかいだように思った
やさしい心が におっているのだと思った

**********************

父のお仏壇には、今メロンがお供えしてあります。
メロンも好きだったけど......

私は父の最期のあたりに、糖尿病ももってた父に、アイスを食べさせて上げて
血糖値が上がって、看護師さんに優しく叱られました。
このあと痛い注射しなくちゃいけないからって。

でも、父が美味しいと言って食べてくれたアイスは、今でも後悔してないですけどね。
12月の寒い時に、アイスなんて変な父でしたねっ。
やっばり私の父ですね......

**********************

実はね.....
今日もシンクロニシティが.....

メロンの話を書いて.....交流分析の講座のために待ち合わせした92さん。
お友達から頂いたというメロンを持ってました。

そして、講座の場所について.....
この間のディサービス施設の施設長さんとお話をしていたら.....
終末医療の話が出て.....

ひえぇっっっ。
またまた二つの事柄が.....先に出てきました。
不思議ですねぇ





AUTHOR: 92 DATE: 08/11/2007 09:03:18 熟したメロン。きっと、口に届いたでしょうね。
素敵な詩ですね。

レモン哀歌とは違うけど、なんか、通じます。
終末期を詠うには、相当な受け入れが必要でしょうね。
そんな強さが、優しさとして詩に現れるんでしょうね。。。

強くて優しい。そういう者に成りたいです。

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Comment

熟せメロン・・・言葉を失うほどの臨場感ですね。
momoちゃんのシンクロもふしぎです。

高校時代の一時期、ヨシコさんはむさぼるように新川和江さんの詩を読んでいたのですって。

昔はお見舞いにはメロンでしたね^^
祖母が亡くなった時にメロンがごろごろあって、一人で半分食べてもう二度とこんな機会はないだろうと思いました。
マスクメロンについてはその通りですが、今はお手頃値段で美味しいメロンが食べられるようになりました。

この詩、昨日はこころが受け付けなくて読めなかったんですよ。(理由はわからず、ですが)
今は読めます、思い出とともに感動しました。

92さん、私も.....
強くて優しい人間になりたいなあと思うようになりました。
本当の優しさって.....強い人に出来る気がしますから.....

この詩、いいでしょう?
ひょいとみつけたんだもの。
すごいよねっ

こうめいさん、そうなんですよね。
不思議な体験が続きます。
って.....怪しげな人間だったりして?

でも、この詩は中々いいなあと思ってます。

うりかもめさん、本当にねっ。
書いたあとに、想像通りのメロンの箱をもって92さんが現れた時は驚きましたわ~~!!
それと、父の話も書いていたでしょう?
この詩は終末医療の事が書いてあるし.....
施設長さんと終末医療の話になるはずが無いお話をしていたんですけどね。
不思議。不思議の時間でしたぁ。

丸山さん、やっぱりね~~!!
なんかね。ヨシコさんの中に時々新川さんの影みたいなものを見るときがあってね。
ガッテン~~!!ガッテンしちゃいましたわっ

デュエットさん、多分そういう気持ちが、宇宙の波動というのか.....
ご自分に受け入れられる時期があるのだと思います。

メロン.....高級品でしたからねぇ。
お祖母さまの事を思い出していただけてよかった.....
もうすぐお盆ですからね。
いろんな人のことを思い出して、お盆を待ちたいですね。

メロンの香り

PING:
BLOG NAME
ボランティアに無理矢理に親友を連れ出した☆
待ち合わせると、彼が「これ、この前のお礼」(ウツの気分転換に92家に2日宿泊)
っと、大きな箱を手渡してくれる。
92とお前の仲に、気遣い無用だぞ!!
とはいえ、親友の両親が「お礼をしなアカン!」っと、持たせてくれたそうです。
ここは素直に「有難う」
ボランティアを終えて、今夜は久々に交流分析の講座にお邪魔しよっと!!
っと、momoさんと待ち合わせ。
地下鉄の改札付近で合流した途端、
「ブ...

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